ゴミ屋敷状態で暮らすと精神が病む|ガラクタ的人間関係にハマる

2023/05/06

ゴミ屋敷化した部屋に暮らす人はなんらかの病気ではないのかという方も多いのですがすべてがそうというわけではありません、確かに発達障害やADHDの方の特徴でもあるのですがゴミ屋敷だからといって病気という短絡的なものではありません。

この記事は病気によるゴミ屋敷化やため込み症は病気だ、アスペルガーがゴミ屋敷化する原因だというものではありません、巷にはこの手の記事が多いですがなんら信憑性はありませんしもっと言えば経験上病気が発端は少ないと考えてます。

私たちが接してきた中で普段は外でバリバリ働き有能な人もそれなりに多いです、ですがゴミ屋敷化した部屋で暮らすことによって病んでしまった例も実は多いのです、卵が先かニワトリが先かじゃありませんがゴミ屋敷になってしまったことで心が荒れることはあります、そしてゴミ屋敷状態を解消したら心も元に戻ったという話をお伝えいたします。

部屋を片付けたら精神的な苦痛から解放された

本記事は佐々木久史が監修取材執筆をいたしました。
 
ゴミ屋敷脱出!東京のゴミ屋敷片付け業者ならまごのて
 

ゴミ屋敷が誘発する精神的な変化

意外と多い!対人恐怖になってしまった

都内ののマンションに住む昼は普通の会社員として働くAさん30代はほんのささいなきっかけから部屋がゴミ屋敷になってしまいました、私たちに相談があった時点ですでに3年ほど経過しており部屋一面ゴミで埋め尽くされ高いところは1m近くに及んでました。


実はAさんとは現地を見るまでにおよそ3ヵ月を要しました、メールのやり取りで30往復、電話のやり取りも10回以上に及びました、どうしてこんなに時間がかかったのかですがAさんとにかく人目が気になって仕方ない、作業中も絶対にわからないようにしてほしいから始まり私は監視されているといった内容に発展しました。

部屋を拝見する当日も近くのコンビニ駐車場で待ち合わせ車の陰に隠れるようにして話すという状態でした、しかも車に付いてるドラレコにすら過剰に反応する有様でした。

このような方への対応策は2点あってとにかく話を聞いて時間をかけて説明し理解をする、もうひとつは若干荒療治で押し進める方法です、具体的なことは書けませんがAさんには荒療治の方法で進めました、作業当日は私たちと一緒に行いもし監視してる誰かが部屋に来たら私たちが責任を持って対処することを誓い作業当日を迎えました。

作業自体は何事もなく進みましたがゴミがすっかりなくなりスタッフのひとりと窓掃除を一緒にやってる時にAさんがポツっと言いました「窓から入る風が気持ちいい」何年も窓を開けていなかったAさん、そんな当たり前のことが新鮮に映ったようです。

作業が終わった頃心なしか顔つきまで変わっていました、片付けが終わって1か月が過ぎた頃AさんからLINEが来ました。

そこにはゴミ屋敷状態のときはとにかく人目が気になって仕方なかった、会社にいるときは何とも思わないけど家の近くまで来るだけで気になって仕方ない、部屋にいて安らいだことがなかったけど片付け後はそんな感情も消え夜も眠れるようになりましたと書いてありました。

精神が病むゴミ屋敷
 

部屋にいるととにかく落ち着かない

アパートに住む40代の男性Bさんからお片付け依頼がありましたが部屋自体はゴミ屋敷というものではないですがとにかく物が多い印象でした。

Bさんが部屋を片付けようとしたきっかけはとにかく部屋にいると落ち着かない、会社から帰ってきてもすぐ出かけたくなってしまう、休みの日も本当は部屋で体を休めたいのにフラフラ出かけるということを繰り返していたそうです。

自分でも異常ではないかと思いいろいろ調べるうちに物が多い部屋にいるとそのような現象が起きると知り片付けを決意したそうです。

片付け後は驚くほど頭がシャープになり落ち着かないということもなくなったということでした。

このような例はBさんだけでなく多くの人が経験していて、家族で住んでいてもある日突然家にいるのが苦痛になり夜な夜な出かけたり休日もわけもなく出歩くという症状に陥った方もいました。
 

部屋の状況は様々な影響を及ぼす

部屋が発する不協和音

部屋は自分自身の写し鏡と言われますがまさしくその通りで部屋の状況は心にも表れます、上記のBさんがまさしくそうで物が多いがために落ち着かないということはよくあるようです、別に物からなにか出るわけでもなく何かとり憑いてるなんてこともありませんがゴチャゴチャと目に入ることで頭の中がそれこそゴミ屋敷状態になってしまうのです。

以前テレビで取り上げていたスマホ脳と同じ状況です

ですから物理的に部屋をすっきり片付けてしまえば部屋にいると落ち着かないという状況が改善されるのは道理です、またAさんのように最初は軽い被害妄想から始まりその後どんどん進んで精神的な病気に陥ってしまう例もレアケースではなく実際に起こってる事実です。

部屋を片付ければ病気が治るということを大々的に発信できないのですが私たちの経験上部屋を片付ければ気持ちがすっきりし仕事で良い結果を出せたり結婚が決まったり宝くじにあたったという話はたくさん報告をいただいています。

ですからなんとなく調子が悪い、なんとなく気持ちがすっきりしない、仕事でスランプなどそんな時こそ部屋の片付けをやってみましょう、ゴミ屋敷じゃなくとも捨てまくることで運命が好転するということもあります。
 

ゴミ屋敷片付けの進め方と再発防止法
 

不倫や腐れ縁、手放せない

ゴミ屋敷状態の家で暮らしてる人の恋愛事情

片思いが成就しないとか、すぐにフラれるなどのライトななものではなく、不倫や浮気などタイトな内容で苦労されてます(ゴミ屋敷住人に女性が多いという関係性はよくわかりませんが)

そもそも不倫関係というのは、相手から見た場合浮気です(話の流れ上、女性独身男性既婚者としてますが当然逆もありますしダブル不倫もあります)

その当事者の人間関係は複雑に絡み合ってはいるのですが、大半は女性のほうが泣く結果になることが多いです。

まず、人間関係のなかにはガラクタのような関係もあるということを知りましょう(これは男女間だけではありません)

何らかの犯罪を犯した人が再犯するのは悪い仲間といつもいるからです、もちろん当の本人の意思の問題ですが、人間関係によるところが大きいです。

ある保護司の先生が言ってたのですが、少年犯罪を犯した少年を更生させるのは家庭(親しかない)と言ってました、常に興味を持ち悪い仲間の元に行かないよう愛情をもって監督することだと言ってました。

ガラクタのような人間関係を大事に持ってると、当然のごとく悪い影響を受けるのは明白です。
 

ゴミのような人間関係を解消

ゴミ男を捨てたら人生に変化が出始めた

まごのて様に自宅アパートの清掃をお願いした者です。

あの作業から不倫関係も解消し、わたしも自立した生活が少しずつできるようになってきました。

わたしのアパートには、作業の2年ほど前からとある男が転がり込んでいました。
きちんとした人だと思っていたのに、転がり込んできてからは一日中部屋で過ごしているような人でした。

最初のうちは外出している間に部屋の掃除をしていましたが、勝手に物を捨てると激しく怒られてしまうのでできなくなりました。
そのうちにだんだんゴミ屋敷のようになってしまったのです。

このままじゃダメだと思うものの、なかなか踏ん切りがつかずにいました。
でもそんなときに心配した友人が弁護士さんを紹介してくれ、うまく不倫関係を解消することができました。
またその弁護士さんからまごのて様を紹介してもらったのです。

やはり部屋は風通しがよく、明るい部屋が一番ですね。
いろんな意味でガラクタを捨てれて(笑)、わたしは一歩前に踏み出すことができるようになったと感じています。

作業のときのまごのて様の心遣いが忘れられません。
「これからきっと幸せになれますよ!」
そうお聞きすることができて、本当にまごのて様で良かったとの思いでいっぱいです。
 

物を捨てまくったら人生も好転する

幸せになりたい、不倫関係を解消したいならまず、やるべきことはたたったひとつです。

物理的なガラクタを徹底的に捨てることです、ゴミ屋敷化した部屋を解消することです。

いつか着れると思う服も、買ったとき高かった物も、とにかく無いと困らない物以外はバンバン捨ててしまいましょう、何時間かかっても何日かかってもいいんです、一心不乱に捨てまくりましょう。

それが終わったとき、心はどう動いてるでしょう。
その部分は文章で表すことはできません、是非体感してみてください

それをやり終えたら何のためらいもなくガラクタ的な人間関係を解消することができます、物理的に物を捨てまくったことで、決断力も判断力も勇気も身についたのですから。

もう何もこわくありません、捨ててしまった物も、捨ててしまった人間関係も本当にご縁があればまた手に入ります、与えられるのです。

勇気をもって、ためらわずに捨ててください。
 

特に女性は手放せば次に進める​
 

手放せないばかりに次に進めないということはよくあります。
今から7~8年前にゴミ部屋片付けをしたある女性のお客様もそんな一人でした。

彼女がゴミ部屋の住人になってしまったのは、失恋からでした。

失恋がきっかけで部屋が荒れてしまう女性は多いのです、その他人間関係によるストレスからゴミ部屋化するパターンは男女を問いません。

この方も例に漏れずまだ20代なのにお相手は父親世代と変わらない人のようでした。

部屋の中からは男物衣類や食器、わずかの写真が出てきたけど捨てません、経験豊富な熟練の女性スタッフが捨てないと次に進めないよ!と促すも頑として捨てません。

心の中のゴミを捨てさせるのも私たちの仕事とその女性スタッフは真剣に彼女の話を聞きはじめました。

かなり辛辣な言葉を浴びせてました。

都合よくおっさんの欲求のはけ口になってるんじゃない!
積極的に手放せば絶対次が来る!焦るな!


そのような言葉に感化されたのか、今まで取っておくと言ってた物をどんどん捨て始めたのです、時折涙を流すシーンもありましたが、固執していた物をすべて捨てました。

そのお片付けから約2年たったある日のこと。

「お母さ-ん(^^)誰だかわかりますか?」「結婚が決まりました!」

こんな喜びいっぱい、絵文字いっぱいのLINEが送られてきたのです。

あのお片付け以降、しばらくは落ち込む日もあったけど、すぐに吹っ切れ何にでも積極的になれて新しい彼氏ができ、順調に愛を育ててめでたくゴールインとなったそうです。

あのとき背中を押して捨てさせてくれたからだと思います、本当に感謝してます

と最後に締めくくられていました。​​​​

 

医療機関との連携でゴミ屋敷から脱出

病院からのご紹介で退院前にお片付け

ある病院から患者さんの退院前に片付けてほしいとご依頼がありました、このパターンは最近増えていて部屋が体と心に影響を及ぼすということを熟知している証拠です、精神疾患とは言わないまでも部屋が汚いということで気が滅入るというのはいわば当然のことです。

気が滅入る(精神的に病む)と病気も治らないという図式です。
東邦大学の保健衛生学教授の岸恵美子先生もそのあたりを指摘していて在宅医学会や介護の現場でもまずは部屋を整えて介護や医療を受けれる環境づくりを推奨しています。


私たちもこのことは常に気に掛けていることで、その方(依頼者)はどんな状況なのかを見極め物理的に部屋を片付けるだけでなく心が健康になれるよう取り組んでいます。
 

一歩踏み込んだ部屋のお片付けができる業者

私たち株式会社まごのては医療機関との連携が盛んである片付け業者として有名です、役員紹介にもありますが代表者である私(佐々木久史)は在宅医学会での登壇実績やセルフネグレクト研究で有名な東邦大学の岸教授より直接ご指導をいただいており、部屋が及ぼす心への悪影響や体の不調が起きるメカニズムを熟知しているゴミ屋敷片付け専門業者です。

ゴミ屋敷や汚部屋の掃除業者をお探しであれば東京近辺であればまず私たち株式会社まごのてにご相談ください。
ゴミ屋敷片付けに日本一精通してる専門会社ですので安心してお任せいただけます。

お片付けや掃除だけでなくどうすれば快適な住まいにできるのか?再びゴミ屋敷化しないためにはどんな生活習慣を身につければいいのかを的確にアドバイスいたします。
 
 

PAGE TOP