一軒家のゴミ屋敷片付け費用の目安と相場と実例紹介

2023/10/15

一軒家のゴミ屋敷もマンションに比べれば数は少ないものの年間を通せばそれなりの件数をこなします、マンションに比べて一軒家の場合は周囲に迷惑をかけていない、器そのものが大きいからそれなりの量が溜まっていたり内容が悪くなってることが多いです。

庭や公道にまでゴミが溢れ行政代執行の対象になるのは一軒家であることが通例でマンション内ゴミ屋敷とは少し変わった状況であることが多いです。マンションのゴミ屋敷と戸建てのゴミ屋敷は何が違うのか?お片付けの進め方や料金の違いなどを解説していきます。


一軒家のゴミ屋敷片付けで多い価格帯は60万円~80万円
 

一軒家や戸建てのゴミ屋敷片付けの実際

まずマンション内ゴミ屋敷(ゴミ部屋)との大きな違いは、家の中で有機系ゴミ屋敷と倉庫系ゴミ屋敷に分かれてることがあります。これは単に部屋数が多いとか広いというだけでなく、何年もかかって形成されたゴミ屋敷であることが多いからです。当時は大人数で住んでいたけど今は高齢の両親だけの場合は、かつての家財などが部屋を埋めていてその部分は倉庫状態、現在生活スペースとなってる部屋は生活ごみがある状態と、同じ家の中で二分してることが多いのです。

ですので実際のお片付け作業も慎重に必要な物や思い出の物を探しながら行う部分と、どんどんゴミや不用品を搬出するエリアに分かれるということは覚えておいてください。

本記事は株式会社まごのての佐々木薫が実体験に基づき記載しました
 

お片付けのニーズとパターンは様々な一軒家のお片付け

一軒家のお片付けは多様なニーズがあります。ワンルーム系の部屋だと本人が自分自身で散らかした部屋の片付け依頼が主流ですが、戸建ての場合はこの部分からして違います。実際に相談やご依頼が多いのは下記のようなもの。

・実家がゴミ屋敷状態になっているので片付けてほしい。
・相続した家を長らく放置しているので片付けたい。
・リフォーム(建替え)をするので片付けて荷物を一時移動させたい。
・近所から苦情が来たのでそろそろゴミ屋敷を片付けたい。


その他に行政からの相談や、成年後見人の先生、買取予定の不動産屋、少し変わったご依頼だと競売で落札した家を片付けてほしいというのもありました。どちらかと言えば自分自身のためというより実際にその家に住む両親のためや、売却のためなどが多いのが特徴的です。
 

今すぐに実家の片付け費用相場を知りたいならオンライン見積もり

まごのてではオンラインでの見積もりを推奨しています。若干の幅はありますが作業内容とお片付け見積もりを的確にご案内いたします。無料で24時間ご利用いただけますので思い立ったら即お片付け料金がわかります。

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一軒家のゴミ屋敷とごみマンションとの違い

マンションのゴミ屋敷(ゴミマンション)と一軒家のゴミ屋敷では何が違うのでしょうか?一軒家ゆえの特徴的なことがあるのかをお伝えします。

まずひとくちに一軒家と言ってもさまざまな間取りやタイプがあります、たとえば東京都内の比較的土地価格の高い場所だと各階に一部屋しかない三階建てもありますし(狭小住宅)第一種低層住宅地域の庭が広く平屋もしくは二階建てまでの地域や、千葉や埼玉の市街から少し離れた場所だと同じ敷地に数件の家が建ってる場合もあります、間取りもマンションタイプのような表現をすると2DK、4LDK、8LDKや見たこともないような間取り表記の場合もあります(7LLDKKSみたいに)マンションに比べてバリエーションが多いというのはなんとなくイメージが掴めるのではと思います。

タイプと間取りが違うということはそれだけゴミ屋敷の形もいろいろあるということです、ゴミ屋敷業者を探してる人の検索キーワードを見ても「ゴミ屋敷 一軒家」や「ゴミ屋敷 戸建て 料金」など意外と一軒家のゴミ屋敷について調べる人が多いのはそれなりの需要があることの現れと感じます。

一軒家のゴミ屋敷片付けの実際
 

マンションでは見かけないハチの巣や冬眠中のヘビ

一軒家のお片付けではマンションではまず見かけない動物や虫と遭遇することがあります、いわゆるゴミ屋敷で出会う定番のゴキブリやハエやウジ虫のことではなく、普通にその家の近くに生息しているものということです。

松戸市の大きな戸建てではスズメ蜂が頻繁に出入りしておりどこかに巣があるようでした。室内作業に支障がある部分ではなかったのですが庭のガラクタを撤去する際には影響がありそうだったので、お片付けと同時進行でハチの巣駆除をしたことがありました。

久喜市の一軒家の庭を片付けてるときにガラクタの下から冬眠中のヘビが出た時はかなりビックリしましたが、もっとビックリしたのはヘビだったのではないでしょうか。なんとなく寝ぼけたように這いながらどこかへ行きましたが、別のお片付け現場では室内からヘビが出てきた時は腰が抜けるかと思いました。

その他には大きな冬眠中のカエルや、大きな庭の奥のほうに目だけ光っていたシカのような動物と出くわしたこともあります。マンションでは味わえないスリリングな経験はダントツに一軒家のほうが多かったです。
 

一軒家のゴミ屋敷片付けの費用

一軒家がゴミ屋敷となった場合いったいどれだけの費用が掛かるのかはマンションゴミ屋敷と同様に大きな関心だと思いますが、結論から言えば一軒家だからと言って高額になる要素はありません。

お片付け料金の関係するコラムでは何度もお知らせしていますが、間取りによって料金変わることはありません、2LDKならいくら、4LDKだから20万円、一軒家だから最低17万円~などの記事が出回っていますが何の根拠もありません、ゴミ屋敷のお片付けは部屋のタイプや間取りに関わらずゴミの量と質が基本です。

ただ私たちの経験から言いますとマンションに比べて作業費や輸送費部分が少しだけ安く収まるケースもあります、理由はマンションに比べて搬出経路やトラック付けが容易であることが多いためです。

都市部ではなかなかそうはいきませんが郊外だと庭にトラックを進入させることができたり、ゴミや不用品の搬出経路もマンションのように複雑かつルールが厳しいなどがほとんどありません、ですので搬出人員や養生費が省けたりできる可能性があるからです。

ただトータルで見るとやはり一軒家のお片付けは高額になることが多いのは事実で、最近の傾向としては相続した郊外にある実家を手放すために片付けるとか、老朽化してきたので建替え大規模リフォームを絡めたお片付け依頼も多く、ゴミ屋敷のお片付けというより遺品整理のようなものや、空き家の解体前お片付けといった様相のものも多々あります。また世間的な認識である「ゴミ屋敷」の典型のようなものも当然あり、庭には拾ってきた家具やリサイクル家電(テレビや冷蔵庫、洗濯機)が山と積まれていたり、自転車やバイクや時には車も埋まっていたりと見た目も作業的にも手ごたえたっぷりという物件も数多く経験しました。

一軒家のゴミ屋敷片付け料金相場をまとめると以下のようなイメージです。

庭無し3部屋~5部屋:25万円~60万円
庭にもゴミあり4部屋~7部屋:50万円~200万円

実際に多い受注価格帯は60万円~80万円で過去最大級は900万円でした。
 

一軒家のゴミ屋敷片付けの費用の抑え方

戸建の場合はやはりお片付け費用もそれなりに高額になることが多いのですが、考え方とやり方によっては費用を抑えることができます。片付ける目的次第ですが例えば現在両親が住んでおり今後先もそのまま住み続けるという場合もあると思いますが、そんな場合は現在の生活スペースのみ限定してお片付けを進めるという方法もあります。

多いパターンとしては今は2階に上がることもないし部屋もほとんど使っていないという時は1階の生活スペースのみ限定してお片付けを行うことで費用を抑えることができます。どうしてもお片付けとなれば家全部を片付けなければと考えがちですが、このような方法でとりあえず目の前の費用を抑える方法は有効と考えます。
 

ゴミ屋敷のまま家を売却することが可能です

株式会社まごのては不動産事業部があり宅地建物取引業の免許事業者です。ゴミ屋敷状態の家やマンション、孤独死があったマンションの買取なども積極的に行っています。

まごのての不動産買取は大きな特色があります、普通は家を現状有姿で売買した場合室内の動産品の所有権も移転します、つまり売買契約が済んだらたとえ家の中の貴重品やお金があったとしても戻りませんし、法的には所有権が移ってるのですから取り戻す権利すら失います

まごのては部屋のお片付けや遺品整理の専門業者ですから、売買契約後でもご一緒にお片付けやご遺品整理も可能ですし、もし貴重品や思い出の物が発見されたときはお客様にお戻しします。このようなことができるのはお片付けの専門業者であることと、お片付けをするお客様の心情を日本一理解している片付け業者だからこそできることです。

もし家を片付けなければいけないけどお片付け費用の捻出が難しいといった場合は、まごのての現状有姿売買をご検討ください。

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一軒家ゴミ屋敷片付けの実例

まごのてで扱った一軒家のゴミ屋敷片付けの実例をご紹介します。いずれも比較的規模が大きなものを事例としていますが、一軒家だからとすべてが大きいゴミ屋敷ということではなく、分かりやすい事例として上げています。


一軒家ゴミ屋敷片付けレポート
 

ゴミ屋敷になったから家を放置して別に住む

東京都内のある戸建てのお片付け相談で祖母がゴミ屋敷にしてしまい住むことができなくなり、なんと近所に別に家を買いそこで暮らしている、今後その家を自分たちで使いたいから室内を片付けてほしいという依頼でした。

住めなくなったから新たに家を買うという行為もなかなかすごいですがなんとこのお婆さん、現在住む家もゴミ屋敷化が進んでるようで次はマンションを買うことを検討中だとか。

一軒家のゴミ屋敷清掃依頼 一軒家ゴミ屋敷は高額?

二階建てでそう大きな家ではなく1階はマンションタイプで言えば1LDKで2階に2部屋という間取りで、どの部屋もゴミと物で埋め尽くされていますがひどいのは一階部分で二階はほぼ無傷です、一軒家の場合やはり主な生活スペースは一階に集中しますので上に行くほど普通の状態かただ物を詰め込んだだけの倉庫状態であることが多いです。

一軒家のゴミ屋敷は17万円、間違った情報 ゴミが積もったキッチン

結構派手に見えますがゴミの上を歩いて踏みつぶしていないので圧縮されておらず重量が張りそうな物もあまりなく、また搬出条件も道路付けも抜群に良いことから量はあってもお片付け自体はサクサク進むパターンと考えました。
ゴミの総量は3000Kg前後と試算し見積もりは2700Kg~3300Kgの間で積み高方式としました、作業費と運搬料を29万円と固定しあとは廃棄物が実際出た量で150円を掛けるという方式にし最終的には3200Kgの廃棄物が出たので77万円となりました。

このゴミの量を測るというのが見積を算出する上で基礎となる部分で部屋の広さ(平米数)とゴミの平均高さやゴミ質で重量を割出すので経験を積まないとできない部分です、全体量がわからなければトラック台数も作業人員も決めることができませんので一番肝心かなめの大切な作業です。

今回は積み高方式としましたがマンションでも同じで不確定要素がある場合はこの方式を取ります、たとえば押入に中が確認できない場合や下のほうのゴミが明らかでないなどはある程度幅を持ち一番フェアな方法で値決めをするのです、ゴミの処分費は年々高騰しておりこの場合でも単純に100Kg違えば15000円の違いが出ます、多く出しすぎて実際が少ないとお客様の負担になってしまいますし、逆だとこちら側に損がでてしまいますのでこのような方式を取る場合もあります。

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住めるように仕上げるのがまごのてクオリティ

ゴミ屋敷の場合はゴミがなくなって初めて部屋の全容が明らかになります、この家の場合は放置されてた期間も長くその間にゴキブリやネズミが出ていた形跡もあり所々傷みがありました、とてもじゃないですが掃除程度で住める家になるレベルではありません。

まず水回りと床はクリーニングでなんとかなるレベルの汚れですが壁や天井、建具などは傷みも激しくネズミにかじられた跡もあることから清掃ではなく部分リフォームを検討してもらいました。

いろいろ検討した結果、今後は若い夫婦が住む予定ですのでこの際水回りも完全に今風のものに交換し内装も一新しようとなったのです、しかもその費用はすべてお婆さん持ちでした。

リフォーム工事もまごのての工事部で手掛けさせてもらい、室内のみならず外壁などすべてを一括して手直しと大規模な工事となり、お片付け着手からさらに40日後すべての工事が完了し新築のように生まれ変わりました。

私たちはゴミを回収するだけのゴミ屋ではありませんので、このように住める形に仕上げるというのがミッションですので、別に費用は掛かりますが仕上げのハウスクリーニングや場合によっては根本的な部屋作りや収納整理までオススメするのです。
 

放置実家60年分の家財を整理!

千葉県にある実家を片付けてほしいと依頼がありました。両親が他界して以降誰も立ち入らず完全に放置の状態でいい加減片付けて家を売るなり解体して更地にするなりしないといけないと思い立ちお片付けを進めることにしたそうです。

家の間取りは100坪の土地に母屋と納屋で母屋の間取りはマンション表記でいう7LDKとかなり大きいものでした、家の中はゴミ屋敷というイメージではないけど実際、ご依頼者もどこに何があるかわかっておらず子供の頃にはすでに使っていない空き部屋が倉庫状態になっていたということでした。

規模が大きいので現地調査を行いましたが各部屋の家財と庭のガラクタと納屋まで合わすと総重量16トンと見積もり、お片付け費用は300万円を超え、作業日数は7日間としました。大きな一軒家は思いがけない場所に荷物があったりしますので全体量を測るのも慎重に行わなければいけません、このお宅も廃棄物量については15トン~18トンと幅を持たせた見積もりとしました。作業計画は庭や納屋はパワープレイでどんどん搬出し屋内の最後まで両親が使っていたというエリアは遺品整理のように丁寧に選別を行うことに決め開始しました。まごのては不用品回収業者やゴミ屋ではありませんのでどんな状況の家でも丁寧にお片付けを進めていきます。
 

寝室の布団の間からヘソクリを発見

実家片付けや元実家の遺品整理で気をつけなければいけないのは、形見となりそうなものを探すのはもちろん、貴重品(お金や貴金属など)を探すことに重点を置きます。ご依頼者がいくら「貴重品も金品もない」と言っても出る確率がひじょうに高いです。実際にこのお宅でも両親の寝室となっていた部屋の押入れの布団の隙間から銀行の封筒に入ったお金が発見されました、金額的には30万円ぐらいでしたが、ひとつあれば他にもあるのが法則でこの現金発見を皮切りに数万円単位のお金が次々発見されお客様もびっくりしていました。

警察から遺品整理や特殊清掃の際に現金を発見したことや、どこに隠してあったということはあまり書かないように指導されていますので詳しいことは省きますが、ヘソクリという認識があったかどうかは別として女の人はお金を隠してそのことを忘れてることが意外と多いのです。

このお宅では結果的に100万円近いお金や、ご依頼者が子供の頃に書いた絵や作文、通知簿などが箱に綺麗に取ってあるのを発見出来たり、子どもの頃すでに倉庫となっていた部屋には今の時代じゃ絶対見ることができないようなタンスがあったりで、スリリングかつ面白いお片付け現場でした。

つい最近(2023年5月)この現場近くを通った時に立ち寄ってみると、家屋は取り壊されきれいな更地になって大型トラックが数台停まっていました。なんとなく寂しい気がしましたが、土地が新たな役目を得たんだなと感慨深いものでした。
 

行政、警察、テレビ局が関与したゴミ屋敷

一軒家のゴミ屋敷は人目に付きますし、庭はもちろん時には公道にまでゴミが溢れたりするため、警察をはじめとした行政機関や近隣が対策をしたり、テレビなどマスコミも多く取り上げることがあります。そしてゴミ屋敷の住人はちょっと変わった人などと勝手なことを流布するのですが、すべてのゴミ屋敷住人がそうではないというお話をしたいと思います。

東京の有名なゴミ屋敷
 

ゴミ屋敷の主と過ごした濃密な3年間

都内の高級住宅地の有名ゴミ屋敷を片付けたことがあります、テレビがこぞって取り上げた家なので写真は出さないでおきますが、この件は着手するまでおよそ3年を費やしたものでした。

ゴミ屋敷条例というものが各地で制定されだした頃にこの物件があるテレビニュースで取り上げられました、その地域は坪単価が300万とも400万とも言われる地域で有名人や著名人も住むいわゆる一等地です、敷地面積70坪ほどの土地におしゃれな洋館ですが家の原型がわからないぐらいゴミで埋まっていました。

ニュースでは近隣住民のインタビューもあり、このゴミ屋敷があるおかげで周辺の土地相場が下がってる、資産を目減りさせる存在だ、けしからん!このような内容だったと記憶しています。

そしてこのゴミ屋敷を片付けるという相談が舞い込んだのです、本来かかわらないはずの地元警察と自治会長が来社され相談に来たのです、これは同じ時期に私たちのテレビ放送があったのでそれを見た自治会長がなんとかならないかとけっこう切実な面持ちで来社されました。

とは言うものの自治会や警察が片付けるわけにもいかず、その家の主をなんとか説得してくれというところからのスタートでした。

この家のゴミ屋敷お片付けストーリーを書くとそれこそ3万文字ぐらいになりますので省きますが、着手するまでおよそ3年を要しました。時には行政担当者と時にはテレビのディレクターを伴ったこともあります、ですが最終的にはこれらの外野を全部外し今後は絶対にテレビで取り上げないと私と固い約束をして着手となったのです。

こうやって文字に書くとなんてことありませんが、本当に何度通ったかわからないぐらい通いました、そしてやっと玄関先まで入ることができ正体不明のお茶のような物を出されるまで2年ぐらいかかりました。
家屋内は予想よりすごいゴミ屋敷というわけでもなく、お世辞にもキレイではないけどこの程度ならいくらでもあるというレベルでした。

こうやって厚い氷を溶かすがごとくゴミ屋敷の主を説得し、心を開かせるまでには相当の時間と人間関係を作らなければ実現しません、この家の片付けは延べ10日ほどかかったのですが作業時には近所の人も手伝ってくれたりお茶や食事の用意もしてくれ、まるで祭りのような一体感があったのは不思議な体験でした。

最終日には私たちとその家の主、自治会長をはじめとした地域の人が抱き合いある意味変な感動に包まれたのでした、ゴミ屋敷住人は時として変人扱いされますが大多数はけっしてそんなことはなく誠心誠意人対人という意識で接すれば必ず八方丸くいい方向で終われるのです。

このゴミ屋敷の片付け費用は約450万円でしたが、その後のリフォームやその他でトータル1200万ぐらいになりました。
 

ゴミ屋敷の行政代執行とはなにか?

少しだけ行政代執行について触れてみたいと思います。たまに大執行と表記してる記事を見かけますが正しくは代執行です、代の字がついてますので「代わりに」という意味です、この場合は義務者に代わって行政が強制執行しますよ、という意味になります。

ではゴミ屋敷に関する行政代執行とはどんなものかですが、上記のように近隣に著しく迷惑をかけてるような場合に片付けてくださいねという命令が下されます。いきなり命令ではなく、まず通報があって、それに基づいて調査され、義務者(住人)に指導や勧告が行われます、そしてやっと命令となるのです。※命令まででも1~2年かかることもある。これが行政代執行です。

ゴミ屋敷の行政代執行とは
 

ゴミ屋敷条例は行政代執行を止めるためのもの

上記の指導や勧告の部分に対して各自治体が制定しているいわゆるゴミ屋敷条例というもので補完していると考えるとわかりやすいです、要するに命令やその先にある氏名の公表や罰則、そして行政代執行に移行するまでに支援や指導を強化しましょうというものです。

このままゴミ屋敷が進行した場合、その家に住む本人の意向など関係なく執行されるのですが、その手前で支援や指導を挟むことにより、できるだけ自主的に片付けてもらいたいというのがゴミ屋敷条例で、機械的に処理するのではなく一種の「寄り添い」期間を設けるという施策は人間的ですし評価できると考えます。

それでも事が進展しない、ゴミ屋敷が解消されないとなると行政代執行で片付けられてしまいます、よく行政代執行はゴミ屋敷を公費で片付ける施策と思ってる人もいますが、ゴミ屋敷条例も行政代執行も公費で片付けるものではなく失効後はきちんと居住者や物件所有者に費用請求されます。

ゴミ屋敷条例を使って部屋を片付けるという情報がありますが、まったくのデタラメです、犯罪レベルのデマ情報を鵜呑みにして恥をかかないようにしましょう。

またよく混同されますがいわゆる借金のカタや税金の未払いの際に家財を差押える動産の強制執行はまったく別物です、ゴミ屋敷業者の情報には一緒くたに書いてることもありますが同じ強制執行でも全然違う性質のものです。

ゴミ屋敷条例を使ってゴミ屋敷を片付けれる。犯罪レベルのデマ情報です。

 

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