ゴミ屋敷や部屋の片付け掃除|依頼者が求めるサービスをすべて実現
ゴミ屋敷を片付けたい|でもお金がない時どうする
2023/05/19
『ゴミ屋敷を片付けたいがお金がない場合』という出回ってる情報はすべて同じようなストーリーと文言です。
(1)自分で片付ける→片付け方→行政の粗大ごみ回収を使おう。
(2)業者を使うなら複数の業者に見積もりを取りできるだけ安い業者に依頼しよう。
だいたいがこのように出来たら「苦労せんわ」というレベルのもので今目の前お金がない!でも部屋を片付けなければいけないという人にとってはどうでもいい情報で問題解決になるものではありません。
また業者を安く使う方法という内容の情報もあるようですが、安いの基準自体あいまいなのでなんとも言えませんが原則的にはまともな業者は安く使えません、まともな運営をしている業者ほど相見積で他社金額を見せられても何とも感じません、あなたのニーズを満たし部屋を完璧な状態に導くプロの業者はその程度で揺らぐことはありません、このことは基本知識として覚えておいて損はないです。
☆費用を抑えたくて自分でゴミ屋敷を片付けはじめてはみたが・・・
ひとくちにお金がないと言っても状況はさまざまで、お片付けをしなければいけない今だけないのかそれともこの先もずっとないのか、という具合に一歩突っ込んだ対処方法である必要がありますのでシーン別にいつものように経験則を交えて書いていきます。
☆この記事は佐々木久史が監修執筆します
自分で片付ける?業者を使う?
『お金がない』というレベルで変わる対処法
ここから先はどの業者コラムも書いてませんし、誰も正面切って言わなかったことを書いていきますが、世の中にはお金がなくてもゴミ屋敷は片付けられるとか業者を安く使う方法と言った情報がありますが、少なくとも片付け業者を利用して片付ける場合はお金がない場合は難しいです。何故なら私たち含め片付け業者はれっきとした営利企業だからです、お金を持たずに買い物にきて商品を売ってくれるスーパーがないのと同じでお金がない人にサービス提供はできないというのが基本路線です。
世に溢れる情報にはこのように核心部分に触れたものがないためにみなさん混乱してるのだと思いますが、まず自分で片付けるという選択肢ですが少なくともこのような検索キーワードで業者ホームページを見てる人はすでにやろうとしたはずです、でも元々お片付けの習慣がないのですからそう簡単なものではなく何より時間がないと言ったまさにケツに火が付いた状態で悠長なことは言ってられないという場合がほとんどでしょう。
ただお金がないとひとくちに言っても状況次第では道が開ける場合があるということをお知らせします。
☆ゴミ屋敷片付け|気になる費用

定期的な収入があるならクレジットカード利用
昨今は部屋の片付け業者でもクレジットカード利用ができる業者が増えてきました、私たちも創業当時は導入していませんでしたがほどなくして利用可能としました。
ただ私たちのような小規模かつ出張系ビジネスの場合は端末を移動式の物を持たねばならず事前にカード利用である旨をお伝えいただかないと対応できないことがほとんどで伝え忘れた場合はカード決済ができないと言ったこともあり得ます、また決済代行会社を利用してる事業者が大半ですので利用明細は使った業者名ではなく決済代行会社名が表示されます(まごのての場合はストアーズ決済)
また決済時には一括もしくは3回程度の分割となる場合がありますが、これは私たちとの取引というよりはお客様とカード会社の契約によるものですので、もし長期分割やリボ払いご希望の場合は個別にカード会社と交渉していただく必要があります。
またクレジットカードを持っていない場合は額によってですが銀行のリフォームローンなどを利用する手もあります、以前一軒家でリフォームを控えてるためのお片付けではお片付け費用もそのローンの中に組込んでリフォーム分と一括してローン払いにした例もあります。
クレジットカードやローン利用はあくまでも定期的な収入がある場合に限られ状況としては、たまたままとまったお金がないという人向けです。
カードもローンも使えない場合の裏技
ただし定期的な収入がある場合限定
何らかの事情でクレジットカードもローンも使えないという人の場合どうすればいいのか、という問題ですがこれも手がないわけではありませんが、本当に奥の手で最終手段と心得てほしい方法です。
極めて少ないですがお片付け業者独自で分割払いを設けてる業者もあります、ただしこれは双方リスクがあることを認識しなければいけません。
まず業者の立場で言いますと、お片付け費用を分割払いにすることに何らのメリットはないということです。
これは少しマニアックな考え方ですがお金の価値というものは例えば1万円札が10枚あってはじめて10万円なのです、あなたが友達に10万円を貸して毎月1万円ずつ返してもらったとしても毎月手の上に乗るのは1万円札1枚であって10万円の価値はありません、目の前にあるのは1万円分の取引ができる券であって10万円の価値はありません。
ただし金利をもらってる金融業者の場合は10万円を年利15%で貸した場合年に1.5万円に増えるのですからそれなりの価値を生み出す種というものになります。
この考えがお片付け費用の分割払いは業者にはリスクこそあれ何らメリットがないという所以です。
では逆にお客様側になんらかのリスクはあるのでしょうか?
ここから先はまた聞きであって実体験ではありませんので参考程度にしていただきたいのですが、ある片付け業者の分割払いを利用しようとした際にすでに出ている片付け費用の倍額で支払設定をされたことがあるらしいです。
業者側のリスクヘッジと取れなくもないですがこのように弱みにつけこまれ無理な分割払いを負わせる業者もいることは注意したほうがいいかもしれません、ですから表題に「裏技」と書いたのです。
ゴミ屋敷片付けで分割払いができる業者
最初に始めたのはまごのてである
ゴミ屋敷片付け費用の分割払い制度をはじめたのは私たちが最初です(分割払い制度ができたきっかけ)完全自社分割制度を採用している業者はそう多くありません、上記でも書いてますがこちら側にとっては何のメリットもありません。
ですがこれは先用後利(せんようごり)という考えに基づいています、この言葉は富山の薬売りから始まった言葉で富山の薬売りとは家庭用常備薬を各家庭に配って置いてもらい、必要な時は使ってください、そして1年後に来ますから使った分だけお支払いくださいという方式で富山の薬売り商法とも呼ばれています。
つまりお金より先に用を足してしまいましょう(先用)という考えで、ゴミ屋敷を片付けたい(片付けなければいけない)でもお金がないとなると今度はお金の悩みが出てしまいます、そうなると本末転倒で部屋のことが前に進まなくなってしまう、それなら先に片付けてお金は後で分割して払えばいいですよという方式です。
今までに分割払いを利用して部屋を片付けた方は500人以上に上りますが、その半数以上の方が予定より早く支払いを終えてるのは特筆すべきことで、部屋を片付けたとたん臨時収入に恵まれた人や何事にも前向きになれたことで昇進するなど収入自体増えたという場合もあります、何よりも生活コストが抑えられるようになったという人が多いことから部屋を片付けることで得れるメリットはこんなところにも波及するということです。
分割払制度|ご利用は計画的に
誰でも利用できるわけではない
何度も書いてますが一方的にリスクを負うのがこの分割払い制度、ですので利用いただくにはそれなりのハードルも設けています。
まず絶対的な条件として定期的な収入があること、大前提としてこれがないと話になりません、ただし雇用形態は問わず職種も問いません、定期的な収入といっても生活保護費や年金は含まれず、生活のための最低限のお金を返済に回すのは無理と判断しているからです。
そしてもう一点の条件としては決定額の半分程度は作業当日に納めてもらう必要があります、この部分がこちら側のせめてものリスクヘッジで手金がまったくない状態では厳しいと言わざるを得ません、ただし当月内に半分まで納入できるエビデンスを示してもらえればその限りではありません(半分+1回目支払分)
支払回数は生活に無理のない範囲でとしてますが概ね3~6回長くても1年以内に終われるように計画してください。
その他には参考人2名記載、職場の明示や実家等の明示など求めることもそれなりにあります、また作業途上で噓偽りがあった場合や公共料金の滞納や督促状が見つかった場合は利用をお断りする場合もあります。
あくまでもあなたと私たちとの信用取引ですので、あいまいな部分はあってはいけません。
そしてもし延滞や連絡が取れないなどの事態が起きたら即移管処置となり、全額一括返済はもちろん再請求手数料や経過金利まで大きな負担となりますので、その場しのぎで分割払利用をすることがないようにお願いします。
債務不履行となった場合の対処法
分割払いを逃げ切れた人はいません
このお片付けの分割払い制度は性善説を元に成り立っています、業者側に何か担保提供を受けてるわけでもなく、いいとこ連帯保証人程度です、ですから中には不埒な考えを起こす人もいます、過去に3名債務が履行できず逃げた人がいますが逃げ切れた人はいません。
中でも1人は最初からまったく払う気がなく、名前も実家もデタラメということもありましたが本物の詐欺師でもない限りどこかでボロがでてしまいます、その人の場合はまったくの架空名義というものではなく(免許証チェックあり)姉の名前を使っておりました。
追跡調査は1年ぐらいかかりましたが結果的にはすべて判明し、延滞利息や再請求手数料や調査費まで含んんだ、元の金額の三倍程度の支払をするハメになってしまいました、本人や両親から謝罪があったので警察沙汰にはしませんでしたがこちらとしてもひじょうに後味の悪い物になってしまいました。
このようなこともあり事前の審査の厳格化や参考人や保証人をしっかり徴求することとなり、本当に困ってる人の助けにならないと言ったシーンも少なからず起こるようになってしまったのは心苦しいばかりです。
生活してる中で支払いが厳しくなったり、単発的に支払不能になった場合はとにかく相談をすることです、私たちは貸金業ではありませんので無理難題は言いませんが、やはり逃げたり無視されたりするとどうしてもキツイことをしなければいけない場合もあります。
私たちが絶対に値引しない、分割払い不履行も許さないのは他の正規のお金を払ってる人との公平性を保つためでもあるのです。
早急に部屋を片付けたい、でもお金がない場合
分割払制度の利用を検討してください
積極的にオススメしてるわけではありませんが、部屋のことで悩むよりましです。
もちろんすべての人が利用できるわけではありませんが、現実的な方法としてのご提案です、私たち以外にもこのような制度を取り入れてる業者があるかもしれませんのでホームページに記載がなくても聞いてみるのもひとつの方法です。
東京近辺の部屋の片付けであればまずは私たちにご相談ください、条件はいろいろありますが必ずお力になれると思います。